いい「えさ」は活力の源

エサの栄養素を卵の質に余さず繋げるためには、親鳥の健康が大切です。

産卵に必要な栄養素を配合し、かつ消化吸収のよいクランブル形状の栄養満点な「えさ」で親鳥の健康を守ります。
それを実現しているのが、幡野ファーム完全オリジナル配合の「えさ」を提供して頂いている飼料メーカーさんの存在です。
おかげさまで、育成期においてステージに合わせたエサを与えられ、のびのびと成長しています。

また、季節に応じ鶉の食欲に合わせた配合に調整する事で、えさの栄養の吸収ロスを軽減し一年を通じてうずらのたまご品質の安定をはかっています。
さらに、餌固有の臭い成分の軽減も実現し、それが従来の鶉卵にあった臭みを抑えた当社独自のうずらのたまごの風味に表れています。

育成期においてステージに合わせたエサ

いい「みず」は命の源

うずらのたまごの風味は水が大きく影響します。
天竜水系の良質な地下水を水質検査を経て有効に利用し、いつ飲んでも美味しい自然水を与えます。

季節の変化や常に鶉を飼育する鶉舎の中は「水」には厳しい環境です。気温や体温で水温が上がると、うずらにはおいしくありません。
おいしくない水は飲む量が減ってしまい、代謝不良や、熱中症になることもあります。

猛暑の夏場は特に水温や水質の管理を徹底し、鶉舎を通過した水すらも、冷たく透明で美味しい水質を維持し、たまごの風味を損なわない工夫をしています。

いい「かんきょう」は生活の源

うずらが過ごしやすい環境づくりを優先します。

音・光・風・温度・湿度・・・日常にはたくさんのストレスがあり、それらから鶉を守っています。

暑い日や寒い日、雨の日や風の日。
そんな外の環境に影響されない、毎日を同じ空間で過ごせる管理を追求し、ストレスが少ない環境でうずらを育みます。

もちろん、サルモネラ菌や鳥インフルエンザといった、細菌やウイルス防疫の面も、衛生管理マニュアルを整備し、日々監視しています。
特にそれらの温床となり得るほこりに着目し、床や天井、ケージなど掃除を日常的に実施し、うずらが健康に過ごせる環境を整えています。
淀みのない新鮮な空気は、環境づくりの結果です。臭いを抑えた空間を実現し、うずらのたまごへの匂い移りを防いでいます。