命を扱う仕事
私たちの仕事は、うずら一羽一羽の命と、本気で向き合うところから始まります。
人間の都合で飼育するからこそ、喉が渇かず、空腹にならず、安心して休める環境を整えることは私たちの絶対的な責任。アニマルウェルフェアは特別なことではありません。赤ちゃんを守るように、小さな変化に気づき、優しさを注ぐこと。
それがうずらの健やかな暮らしに繋がり、やがておいしく安全な卵となって返ってきます。
この“命の営み”に胸を熱くできる方と、一緒に働きたい。優しさが確かな品質になるこの仕事で、日本の食の未来を共に支えませんか。
仕事の流儀
01.うずらのための「環境づくり」
毎日の徹底清掃と衛生管理で、常に“洗い立ての気持ちよさ”を保つ飼育環境を維持。最高の環境を整えることが、良質な卵を生むための最初の責任です。
02.チーム幡野：全員が主役の職場づくり
スタッフの事情や得意・不得意を理解し合い、全員でフォローする職場づくりを徹底。誰もが働きやすく、安心して力を発揮できるチーム体制です。
03.愛情と感謝をもって「命」に向き合う
「うずらのために何ができるか」を常に考え、命に真摯に、愛情深く向き合う姿勢を大切に。その想いが、高品質な卵となってお客様へ届きます。
04.歴史と革新が支える「確かな品質」
創業者の経験で築いた土台に、若い世代の柔軟な発想と技術を掛け合わせる。積み上げたノウハウと革新で、“胸を張って届ける品質”を支えます。
育成から出荷まで
- 命を守る「初期育成」
雛の健康と生命力を育む最も大切な段階。
育雛室は徹底した洗浄と消毒で“洗い立ての清潔さ”を保ち、室温は約40℃に管理。
生後24時間以内に専用飼料を与え、ストレスなく育つ環境を整えます。
細やかなケアによって、雛が元気に育つ土台をつくります。
- 健康な身体と自立の「成長訓練」
健康に育つための人の手によるサポートと訓練の段階。
丁寧なワクチン接種で病気に強い身体をつくり、水を飲む練習や飼料への慣れなど、段階的なステップで環境変化に順応。
こうして大雛へと成長し、良い卵を産むための基盤を整えます。
- 最適環境での「産卵管理」
卵の生涯成績を左右する大切な期間。
大雛は広々とした成鶉舎へ移動し、飼料・水は自動で最適な状態に管理されます。
うずらが健康的に、安定して質の高い卵を産める環境を整え、“良い卵が生まれるための土台”を徹底的に作り込む工程です。
- 責任ある「出荷体制」と資源循環
産まれた卵は清潔なラインで回収され、プロの目によって不良卵を厳しく選別。
基準を満たした卵だけが出荷工程へと進みます。
出荷前の保管も徹底管理。
鶉舎と保管場所を完全に隔離し、交差汚染を防ぐ二重の衛生体制で、安心して食卓へ届けられる品質を守ります。
除糞・運送「毎日搬出される鶉糞は肥料原料として資源化。
環境配慮と循環型農業の実現にも力を注いでいます。
